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意見書募集

受付は終了致しました。

Winny弁護団では、エンジニアの皆様の意見書を募集しております。

裁判所は
  • Winnyは中立な技術であり、
  • 金子氏は著作権侵害を積極的に企図していない
と認定しています。

それにも関わらず裁判所が有罪と認定した理由は、
  • Winnyを含むファイル共有ソフトで不特定多数が悪用していること、
  • ファイル共有ソフト特にWinnyの利用状況を認識していたこと、
とされています。

一般に誤って理解されているように、金子氏が著作権制度を変えると考えていたから有罪になったのではありません。

もし、ユーザーが悪意ある利用を行っており、それを知っていれば共犯だとして刑罰を受けるのであれば、技術者にとって活動の妨げになるのではないでしょうか。

今回、Winny弁護団から、以下のとおり、技術者の方を対象にWinny事件控訴審で提出する意見書募集するとの連絡が入りました。良い機会ですので、裁判所に対して、技術者から意見を述べていただければ幸いです。

意見書募集の要項

1 平成19年7月末日締切

2 「Winny一審判決の有罪の法理が適用されれば、技術者がどれだけ萎縮するのか、どんな開発が萎縮するのか」等々の具体的なご意見をお寄せください。

3 意見書は、現在の裁判制度の関係で、最終的には書面で提出していただくことになります。ただ、まず、文章が完成した時点で一度弁護団のメールアドレス   

ikensyo@winnybengodan.jp

にメールを送付していただければ、弁護団からご連絡をさせていただきます。

4 証拠として提出するかや、提出方法、意見書の文言等については、刑事裁判と言うことから弁護団の判断を尊重いただければ幸いです。